花火について

夏の風物詩!花火の歴史

日本の夏といえば、やっぱり花火!ご自宅で手軽に楽しめる花火といえば、線香花火などの手持ち花火が人気です。現在ではナイアガラ花火や、水面を走る金魚花火などバラエティに富んだユニークな花火がたくさん販売されています。

日本で花火の製造が始まったのは、鉄砲が伝わったころと同じくらいの時期だそうです。鉄砲も火薬を使用しますので、同時に輸入されても不思議ではありませんよね。江戸時代になって戦がなくなると、火薬屋の人たちは鉄砲の火薬を花火として使うようになりました。そして開催されたのが、隅田川花火大会です。つまり、隅田川花火大会は日本最古の花火大会なのです。

「たまや」「かぎや」って?

「たまや」「かぎや」の2つは、花火大会でよく耳にする、そしてそれ自体が夏の風物詩と呼べるような、あまりにも有名な掛け声ですよね。この掛け声の「玉屋」「鍵屋」というのは実在した江戸の花火屋さんで、当時、大川(現在の隅田川)の橋を挟んで上流と下流に分かれて、互いに花火の技を競っていました。そのときの見物人の声援が、現在でも一般的な掛け声になったとされています。

(引用:花火百華 小野里 公成著)

花火は日本の伝統文化として、これからも日本の夏を鮮やかに彩っていくことでしょう。

花火の種類

玩具花火

花火は、「煙火」と「玩具花火」の2つに大きく分けられます。前者は皆さんが想像する花火である「打ち上げ花火」です。こちらは使用する際、届出が必要であり、資格がなければ使用できない花火です。

一方後者は名前からわかるように、どんな方でも使用できる花火です。火薬の量も15g以下と決まっていますので、安全性も高いです。「玩具」とは言いますが、値段の幅は実は広く、1本10円といった非常に安価なものから、豪華な仕様の純国産品で2,000円!といったものまであります。

線香花火

日本の花火といえば、やはり線香花火でしょう。線香花火は古くから日本で楽しまれてきました。その見た目の華やかさはもちろん、最後には火種がぽとり、と落ちるもの悲しさも、その魅力のひとつだと思います。大人の方もぜひ、ゆっくりと楽しまれてみてはいかがでしょうか。

すすき花火

家でやる花火のイメージといったら、おそらくこれでしょう!細長い筒状の紙管に火薬を入れ、竹の棒などに巻き付けた花火です。火をつけると、その名の通りすすきの穂のような火花が出てきます。種類も豊富で、途中で火花の色が変わったり、勢いが強くなったりするものもあります。

手持ちスパーク

手持ちスパークは、すすき花火と比べると長く楽しめるのが特徴。練り火薬を棒に巻き付けてあり、火をつけるとバチバチと音を立てながら、まるで雪の結晶のように火花が飛び散ります。煙も他の花火より少ないので、煙が苦手なお子さまやお年寄りの方にもおすすめです。

手持ち噴出花火

手持ち花火の中で、形状が筒形のものを指します。通常の手持ち花火より噴出する勢いや火花の量が多く、ダイナミックできれいなので、フィナーレにおすすめです。万が一の後方噴射による事故を避けるため、筒の底を持つのは避けるようにしましょう。

仕掛け花火

回転・音物花火

回転・音物花火の中で有名なのは、やはりねずみ花火だと思います。「ピュー」という音を出し、地面をクルクルと回転しながら移動していく様子が特徴的です。最近では、音の種類や色も豊富になっています。

爆竹

中国ではお祝いのときによく使用されます。地面に置いて火をつけると、連続で「パンパン」という爆発音を出します。一度にたくさん着火すると危険ですので、使用する場所や量にはくれぐれも注意して楽しみましょう。

ナイアガラ花火

ナイアガラ花火の良さは、なんといってもその迫力ではないでしょうか。準備に少し手間がかかりますが、その分流れ落ちる火花はとても美しいです!その名の通り、ナイアガラの滝のようですよ。

パラシュート

昼間に打ち上げることが可能な花火です!打ち上げた筒から、小さなパラシュートが降ってくる様子がとてもユニーク。電線などに引っかかると大変ですので、河原などの障害物が少ない場所で遊ぶようにしましょう。

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